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2018年06月19日 IROOPの論文が発表されました
、認知症の発症予防を目指したインターネット健常者登録システムIROOP®関する研究から、認知機能の変化に影響している因子について解明することに成功し、その成果が米国科学誌のPLOS ONEオンライン版に掲載されました。

・著者:
Ogawa M, Sone D, Maruo K, Shimada H, Suzuki K, Watanabe H, et al. (2018)
・論文名:
Analysis of risk factors for mild cognitive impairment based on word list memory test results and questionnaire responses in healthy Japanese individuals registered in an online database.
・掲載誌:PLoS ONE 13(5):e0197466.
・URL:https://doi.org/10.1371/journal.pone.0197466

本研究ではIROOP®データベースに登録された健康な日本人の記憶機能指数(MPIスコア)とその変化に影響を及ぼす因子を探ることを目的としました。本研究の結果から日常生活活動の低下が認知機能低下に関連していることが示されました。日常生活活動の低下は家に閉居する要因の一つとなり,その結果社会的活動への参加減少,ひいては気分の低下をもたらすと言われています。家庭外での社会的活動への参加,また参加できる環境があることが認知症予防になると思われます。次に糖尿病,がん,聴力損失,外傷性脳損傷の既往,痛みの有無についても因子として抽出されたことより、生活習慣病や、その他の疾患の予防への取り組みの必要性が示されました。
なお、論文はIROOPのホームページ、左下からダウンロードできます。