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2019年08月20日 IROOPの2番目の論文が発表されました
2019年8月6日IROOPの2番目の論文が発表されました.IROOPのホームページ左下からダウンロードできます。また、健康コラムに認知症の画像シリーズをはじめました。

認知症発症予防を目指したインターネット健常者登録システムIROOP®に関する研究から,認知機能指数(MPI)の縦断的変化に影響を与えている因子について解明することに成功し,その成果が掲載されました.
・著者:Ogawa M,Maruo K,Sone D,Shimada H,Suzuki K, Watanabe H, Matsuda H, Mizusawa H
・論文名:Longitudinal analysis of risk factors for dementia based on Mild Cognitive Impairment Screen results and questionnaire responses from healthy Japanese individuals registered in an online database
・掲載誌:Alzheimer’s & Dementia: Translational Research & Clinical Interventions 5(2019)347-353
https://doi.org/10.1016/j.trci.2019.06.003
本研究ではIROOP®データベースに登録された健康な日本人の認知機能指数(MPI)の縦断的な変化に影響を及ぼす因子を探ることを目的としました.本研究の結果から,睡眠に関する項目が認知機能指数の低下に関連していることが示されました.近年の研究から睡眠の質・量がアミロイド沈着と関連していると言われており, 一次予防として睡眠コントロール,睡眠習慣の確立が重要な課題となると考えられます.次に気分に関する項目,社会とのつながりについての項目が抽出されました.認知症は多因性病因のため1つのライフスタイルの要因に焦点をあてて予防するのではなく,マルチドメインでの予防が必要となってきます.本研究では睡眠時間,気分,社会とのつながりといった項目が抽出されたことから,これらへの介入が認知機能低下のの予防としてキーとなると考えます.